今晩も風が強く吹いていて、時折雨戸が音をたてています。
明日の朝はかなり冷えるらしい・・・確実に季節は冬に近づいていきますね・・・
今日は強風の中、ずっと会いたかった人の絵に会いに行きました。
アンドリューワイエス・・・もうずいぶん前、秩父のこじんまりとした良い雰囲気の美術館で初めてその画家の絵を見ました。それから長い時を経て、数年前の雨の日、なぜか唐突にワイエスの絵が見たいな・・・と思いました。それからそんなことが数回・・・なぜか雨の日ばかり・・・ようやく重い腰を上げ、秩父のその美術館の情報を調べたら、なんとその美術館はすでに閉館していました。なんだかぷつりと糸が切れてしまったみたい。その間、行ける範囲の街で大規模な展覧会もあったようなのに、その時はまるで引っかかってこなかったのが、不思議です。その後いろいろ調べて、今日ようやく画家の絵に対面することがかないました。記憶が曖昧なのですが、今日見た作品の多くは、あの日秩父で見た作品とは違うものだったと思います。でも、今回の展示は今の私にはとても心に響くものでした。姉と弟、ふたりの暮らすオルソンハウス、生きることのすべてが詰まっているみたいに感じました。うまく言えないけれど、人が自然の中ですべて受け入れて生きることの厳しさと美しさのようなもの・・・私の言葉ではちゃんと伝わりませんね・・・朝霞の丸沼芸術の森で今月19日まで開催されているので、興味のある方は是非。